知識そうぞう教育 ❛3つの視点❜
教育に、自主性と、本当の意味の豊かさを!
視点1:知識とそうぞうは、かけがえない無形の資産
ピーター・ドラッカーは、1968年に『断絶の時代~いま起こっていることの本質』を出版しました。当時は、世界中がオイルショックという未曽有の危機に陥った時代であり、状況が、今のAfterコロナ時代に酷似しています。それまでの常識が覆される、不連続性の時代(The Age of Discontinuity)においては、知識を持つものが社会の中心となっていく『知識社会』が到来し、働き手は、『レイバー(労働者)』から、『知識労働者(ナレッジワーカー)』が中心になっていくことを予見しています。なぜ、ナレッジワーカーが中心になるかというと「有形の資産(労働、資本、土地等)は、なくなってしまえばそれでおしまいだが、知識という無形の資産さえあれば、有形の資産を生み出すことができる」からと説いています。
また、『ライフシフト~100年時代の人生戦略』の著者リンダ・グラットンは、「知識はかけがえない無形資産であり、知識やスキルの重要性を一番にあげて『生産性資産』だと述べています。人生100年時代を迎えた今、働く意義・働き方の見直しが喫緊の課題であり、これらに伴って、「社会人教育・研修の在り方」についても、「どのような知識やスキルが必要とされているか」を鑑み、再構築すべき時に来ているのです。
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視点2:新しい世の中の流れに対応する、「真の力」をつける
当インスティテュートがご提供するプログラムは、テレワークが当たり前となり、AI・RPA・DX・CXが不可欠となる、これからの時代に対応できる、「真の力」を習得し、変化に対応していくことを何より大切に考えています。
そのためには、「暗黙知の形式知化」「実践知(Practical Wisdom)抽出・活用」「そうぞう力育成」「人生100年時代の社会人基礎力」「ISO30401(Knowledge Management System・ISO9001の要求事項)の理解」「学習する組織の育成」を実現します。リアル!ワークフローラーニングは、田原祐子が開発し幾度も論文表彰されたフレーム&ワークモジュールⓇのメソドロジーをベースに、プロセスアプローチ・インストラクショナルデザイン・アンドラゴジー・アート思考・デザイン思考ISO9001・ISO30401等の要素を取り入れて構成され、KnowledgeManagementと人材育成を融合したオリジナルメソッド、累計1500社13万人を指導してきた「現場のノウハウ・実践事例やエッセンスを凝縮した内容」をみなさまに提供しています。
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視点3:人と組織の「成長につながる」学びを!
働くのは、何のため?そう聞かれたなら、「あなたの成長をサポートしたい!」から!と答えるでしょう。
Our Story & Our Style
1998年から始まった、私たちの取り組みは、かけがえのない「一人の人間」が持つ潜在能力をいかんなく発揮し、お互いがリスペクトし知恵を絞り、助け合う、「学習する組織」を構築することを目標に、全身全霊で力を注いできました。
1500社以上のクライアントで、現場でともに汗を流しながら、新規事業の開発や、経験のない部門に配置転換となった人材、さまざまな部門の、さまざまな皆さま=累計13万人にのぼるかけがえない仲間たちを、励まし寄り添いながら、試行錯誤しながら取り組んできた成果の集大成です。
「月曜日が待ち遠しくてたまらない!」「仕事がおもしろくて楽しい!」しかも、
新しい時代の働き方やシステムやISOにもマッチしている!それが私たちのスタイルです。
教え方を変える・学び方を変える
これまで、座学とOJTが中心であった、日本の企業内教育は、コロナ禍で限界を迎えています。「見よう見まね」「背中を見て覚える」「察する」ではなく、具体的な仕事の流れの中、
“リアルなワークフロー”に沿って、仕事を教えなくてはなりません。
最も大切なのは、“リアルなワークフロー”を明らかにすると、その仕事の流れの中で、
上司が「何に気づき」「どのように判断」して、仕事をしているかが、明らかになります。
AI・RPAが導入される中、私たちは、「気づき」「判断する力」を養うべきなのです。
リアル!ワークフロー・ラーニングとは?
リアル!ワークフロー・ラーニングとは、実際にみなさまの仕事の流れ(ワークフロー)を見える化・モジュール化しながら、その仕事の中で、「なにを」「どのように」判断しているのか、「なにを目的に」するかを明らかにし、ワークフローを最適化します。
すると、おもしろいほど、その中に隠れている、仕事のノウハウに気づきます。
こうして気づいた仕事のノウハウこそが、仕事の品質・効率・成果をあげていく要素であり、これをチームや組織の中で共有化していきます。
このアプローチは、ISO9001(品質管理マネジメント)のプロセスアプローチの考え方にも近く、内部統制システム構築・監査にも、貢献します。
Our Original ❛Open❜ methodology
Frame&Work ModuleⓇ
リアル!ワークフロー・ラーニングのコアメソドロジー、フレーム&ワークモジュールⓇは、約20年の実績あるメソドロジーです。現場のノウハウを可視化するため、何度も試行錯誤しながら実践し、ICMCI国際カンファレンスで日本人で初めて発表し、出席していた世界中のコンサルタントから、大きな反響をいただきました。その後、半導体技術等で世界的な貢献をなさった東北大学の故大見忠弘教授の支援のもと、同大学長平彰夫教授の指導のもと論文化され、全国能率大会(後援経済産業省)で3度表彰されました。「モジュール化」は、日本のすり合わせ型経営の弱みを克服し、強みを発揮しながら、システムやDXにも対応できる、日本の強みとGLOBAL対応を共に搭載した、「和・モジュール」の考え方が基盤となっています。世界標準を目指し、今後は、JICA、世界銀行等とも、広げていきたいと思います。